男の肖像2身体美学講座

スティーブ・ジョブズ1

丸眼鏡のジョブズ  若き日のジョブズ

画像の丸眼鏡はジョン・レノンの眼鏡と同じ。
これは社名同様その影響か。表情まで酷似。
頭が長髪のジョンに対して極薄と対照的だが。

一般的には億万長者のビル・ゲイツの方が有名だろう。
だがカリスマ性でジョブズの右に出るものはいない。

当然個性は強い。妥協なく突き進む。
行くところ波風がたつ。
自ら創業、成功物語築いたアップル社も一度は決別。
紆余曲折を経たあと復帰、傾いていた同社を甦らせる。
彼及び同社は成功物語の第二幕を形成しつつある。

日本人にはiPodやiphoneはなぜソニーではないのか。
ソニーの土俵だろうと疑問に思う人がいるようだ。
答えは簡単。ジョブズはソニーではない。

アップル社の製品はすべて彼の美意識に貫かれている。
ハードもソフトも内部まで美が追求されている。
黒澤明監督が映らない部分まで仕込んだのと似ている。

表向き似たものなら他社でも作れるだろう。
だがハードソフト一体で統一されたものは至難。
核となるソフトを持ったハードメーカー世界で唯一。
もちろんソニーにも真似できない。
ジョブズの個性を知らずしてアップルは語れない。

彼のカリスマ性は同時に同社の弱みでもある。
一人の才能に支えられる状態は脆弱きわまりない。
おりしも健康を崩し、現在病気療養中。
ファン、社員、関連企業、株主、皆復帰を祈っている。

スティーブ・ジョブズ2 2010年8月

ジョブズ画像1 ジョブズ画像2

再登場(前回は昨年4月)、IT業界のカリスマ。
いや今や業界の枠を超えた世界屈指のカリスマ経営者。
前回掲載時は病気療養中で、復帰が危惧されていた。

健康は回復したようで、再びアップル社の陣頭に立つ。
復帰後同社は前にもまして怒濤の快進撃が始まる。
秋にはiPodやMacOSXのメジャーバージョンアップ。

今年に入るとさらに加速、iPadの発表および発売。
休むまもなく、iPhone4の発売。両製品とも大ヒット。
ただiPhone4はアンテナ受信問題でけちがつく。
それでも人気が落ちることはなく、勢いは止まらない。

そしてついに株式の時価総額で世界一のIT企業に。
この事態を知って読者は何を感じただろうか。
同社の成功はある事実を暴いている。
それは経済学者やマスコミの無能。
十年前今日の成功を予見した人が何人いるか。

iPodが出たとき、潜在的可能性を見抜いた人がいたか。
ヒットした後も日本製がすぐ追い抜くくらいに見られていた。
この前例があるにもかかわらず、iPhoneで再び同じ失敗。

あんなものは日本では受けない、と。
発売後は失敗したという記事さへ見られた。
それが今や後発のスマホはほとんどiPhoneのコピー。

iPadでは学習効果が出た?。いや依然同じ反応は見られる。
たぶん死ぬまで変わらない?。なぜこんな乖離が起きるのか。
やはりジョブズは凡人には見えない先が見えているようだ。
彼については短いコラムで本質的なことは書けない。