潮流?脱毛皮、皮革 12/18
ファッションブランド界の流行?。
ではなく定着しつつある潮流だ。
世界的ブランドが続々同商品から撤退。
筆者にとっては喜ばしい。
仏教徒であり、エコロジストだから。
ただ正直やっときたかというのが実感。
同商品への批判は歴史があるからだ。
動物愛護団体は昔から禁止を訴えていた。
残虐な実態を告発してきた。
だがなかなか実現しなかった。
近年実現しつつあるのは人類社会の変化。
世界的潮流と考えられるからだ。
例えば韓国では犬食が衰退しつつある。
つまり欧米でも東洋でも起きている。
動物愛護運動、思想は欧米発祥。
しかし欧米独自の文化ではない。
アジアには殺生を忌避する伝統文化がある。
古代インドですでに宗教、哲学として存在。
仏教もその土壌から生まれた。
近代に発祥した欧米よりはるかに古い。
西洋の一神教文化に殺生忌避の発想はない。
同文化では人と動物は神が別物として作った。
同じものではないという前提があった。
それでも他の生命を尊重する感性は存在。
それが具体的に結実したのが動物愛護思想。
どちらも根底にあるのは同一性の感受。
ペットと人シリーズの根底にある概念だ。
どちらにも同感受性が鋭い人が存在する証。
盲導犬やアニマルセラピーなどは欧米が先行。
それらを支えている人々も同根。
そういう人々が愛護運動を支えている。