身体美学講座 雑記帳2018

身体美学講座

人生百年時代? 10/5

標題の慣用句を最近よく見聞きする。
百歳到達人口が急増しているからか。
確かに急増はしている。

しかし元が多くないからとも言える。
だから人口比で見れば一握りにすぎない。
だから平均寿命は百歳には遠く及ばない。

百歳超えが増えても平均寿命は八十代。
しかも伸び代は鈍っている。
世界一の座もすでに男性は失っている。

百歳増加の裏には若死にしている人がいる。
有名人だけでも早すぎる訃報はよく耳にする。
平均寿命のはるか手前で。
だから未だ平均寿命は男女とも八十代。
百寿者増加の割に寿命の伸びが鈍い理由だ。

百年時代が本当に来るかも分からない。
何の意図があって先走るのか。
最近は怒りを感じるので取り上げた次第。

健康寿命は平均寿命よりさらに短い。
本当に価値があるのは健康寿命だけ。
美学も健康で寿命を迎えるのが究極の目的。
序章の最初に書いているとおりだ。

それを実現するための指針はこれから展開。
実践編の主題である。
ただし人の寿命は神のみぞ知る。

誰もが健康に百歳まで生きられる?。
そんなことは誰にも分からない。
人にできることは、人事を尽くして天命をまつ。
それに尽きる。

美学はあくまで人事を尽くすための指針。
その結果は自分の運命としか言いようがない。
後悔しないためにも尽くそう。