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更新案内 2016年11月26日顔は精神を映し、体は生活を映す  主宰・南雄二

11月26日 雑記帳 日本最長寿国転落
長年世界一だったがついに首位転落、今後は?。
11月18日 雑記帳 米大統領選最大の敗者
メディアの無能を暴いた?トランプ氏の功績?。
11月9日 雑記帳 ヒラリー氏敗北
予想に反して?、予想通り?。
10月29日 雑記帳 健康長寿の新情報

男の肖像 岩崎弥太郎7月1日

晩年の肖像

日本を代表する経営者といえば?。
松下幸之助や本田宗一郎が双璧か。

少なくとも岩崎弥太郎ではないだろう。
むしろ知らない人も多いのではないか。
冒頭の二人は昭和の人だが、弥太郎は明治の人。
世代的には維新の人といった方が的確か。

しかし時代が古いことがその理由とも思えない。
同時代には知名度の高い人物が多いからだ。
坂本龍馬や西郷隆盛その他多くを輩出。
近代最大級の変革の時代だっただけに。

弥太郎も時代に大きく貢献した一人。
貢献度の大きさは明治の元勲たちにも負けない。
だが彼が元勲と呼ばれることはない。
政治家ではないからであろう。

彼自身は政治家を志していた。
維新の志士の一人だったが志叶わず。
商才を発揮したが故に、政治より商才を期待された。
結局政界を断念し、期待に応えることになる。

結果的にそれが正解だった。
期待などはるかに通りこして商才爆発。
新参のベンチャー企業が驚異の急成長。
国内最大級の三菱財閥の礎を築いた。

その間わずか十年ほど。
今時のIT企業なら爆発的成長も珍しくない。
当時はまだ近代的産業の草創期。
時代が動くときは今も昔も早いということだ。

主要な産業を横断的に担い、富国強兵を推進。
元勲たちとは違う形で国を支えることになる。
ただ彼自身は起業から12年後に病没。
されど亡き後も優秀な人材豊富で発展を続ける。

富国強兵を支える役割は太平洋戦争終結まで続く。
戦後はGHQによる財閥解体で骨抜きにされる。
しかし個々の企業はその後の経済成長で再び発展。
主要な産業はもとより、防衛産業も再び担う。
三菱の威光、弥太郎の遺伝子は今なお健在。

それでも弥太郎が歴史に登場する機会は少ない。
経済史でもない限り。故に知らない人も多い。
だが三菱を知らない人はいない。
三菱及びその商標が彼の分身、代名詞とも言える。

松下も本田もエリートではなかった。
弥太郎もまた出自は下級武士、名門の反対。
学業が優秀だったことからチャンスを掴んでいく。
事業に成功してからは華族をしのぐ栄華を極める。
やはり家柄、血すじより本人の才覚だ。

織田信長は楽市楽座で商業を発展させた。
弥太郎は近代的商業の原型を創り上げた。
その影響は三菱を超えて広がっている。
今なお広く社会で息づいている。
おそらく多くの人は弥太郎の精神とは知らずに。

当の三菱は再び国家的事業をおし進めている。
ロケットや航空機産業などの巨大プロジェクトで。
ただ最近、悪いニュースが続発。
特に自動車では大きく威光を傷つけた。

日本の恥ではなく、誇りになってほしい。
過去の栄光は忘れて、新たな栄光を築いてほしい。
スリーダイヤがダイヤの輝きとなるよう。

男の肖像リスト

2015〜16年
土光敏夫 本田宗一郎 松下幸之助
2014年
ムハメド・アリ アイルトン・セナ ヘンリー・キッシンジャー フランシス・コッポラ
2013年
三船敏郎 黒澤明 高倉健 石原裕次郎
2012年
田中角栄 室伏広治 エルビス・プレスリー 坂本龍馬 マイケル・ジャクソン
2011年
北野武 原田芳雄 ブルース・リー 石原慎太郎 ポール・マッカートニー
2010年
ジョン・レノン スティーブ・ジョブズ 三島由紀夫